そうなの?

26歳京都在住ちいさなちいさな広告会社で働く女のブログです。

ごぶさた

知らぬ間にブログ放置して一年たっていたのでとてもシンプルに驚いています。
このときが自信のキャリアについてや今後の人生について苦しんでいて、いちばん陰鬱としていたから、ブログの全体からも社会への呪詛とかやり場のない怒りとかが感じられて最高にクールですね。
本当に一生辺鄙なところで働くんだなって絶望していて、もうこんな仕事なら辞めて本屋でアルバイトとかしたほうがましじゃん!って思っていたところから、まさかの始祖鳥のように華麗な復活を遂げ、くそでかいリア充の会社に転職することに成功しました。
持つべきものは、学歴。リピートアフターミー、持つべきものは、学歴。どんなおかしな会社に入ったって、始祖鳥のように華麗な復活を遂げられるんだよ。人生はやり直せるんだ。(我ながらぴんとこなかったので2回言ってみました)

知らぬ間にブログ放置して一年たっていたのでとてもシンプルに驚いています。
このときが自信のキャリアについてや今後の人生について苦しんでいて、いちばん陰鬱としていたから、ブログの全体からも社会への呪詛とかやり場のない怒りとかが感じられて最高にクールですね。
本当に一生辺鄙なところで働くんだなって絶望していて、もうこんな仕事なら辞めて本屋でアルバイトとかしたほうがましじゃん!って思っていたところから、まさかの始祖鳥のように華麗な復活を遂げ、くそでかいリア充の会社に転職することに成功しました。
持つべきものは、学歴。リピートアフターミー、持つべきものは、学歴。どんなおかしな会社に入ったって、始祖鳥のように華麗な復活を遂げられるんだよ。人生はやり直せるんだ。(我ながらぴんとこなかったので2回言ってみました)

辞めたので

本来なら、次の仕事を決めてから辞めるのがスマートな現代の若者だと思うのですが、一度無職になりたくて完全なノープランで退職したので、昼間にスーパー銭湯でサウナと水風呂に交互に入りこんなに近くに天国ってあったんだなあってつぶやく、みたいな生活を送っています。でも基本的に引きこもり体質なので、この降ってわいた夢のニート期間をうまく使いこなせておらず編み物をしながら三月のライオンのアニメを一気見するとかそういう生き方しかできていません。助けてください。

ほんでちゃんと真面目に転職活動も始めているのですが、怖いことがあったので記しておきます。

某大手エージェントに登録して面談に行きました。わたしは広告会社で営業とライターをしていたのですが、今後はどちらかというと編集とか校正業務に携わり一言もしゃべらない一日を過ごしたいという気持ちと、実際問題営業のほうが向いているけどもう新規はやりたくないしかし大手企業ならやぶさかではないという気持ちと、心が実は折れているので中小企業で昼にはそうめんをゆでてご飯できましたよ~とパタパタと工場に向かいおじさんたちの汗を拭きたいという気持ち、でありました。

一番苦手とするオールバックにしたお尻の小さな水嶋ヒロ風味のお兄さんに思いのたけをぶつけ、よくオファーが来るけども○ットペッパーとか○陽光の営業だけはしたくないんすという第四の気持ちもぶつけ、さあ私に似合いの職業を提案せよ、というところで、

お兄さんは「学歴と経験とコミュ力を鑑みるに、うちにきませんか、推薦しますよ」と。

ねえ、聞いてた?聞いてた私の話?営業はもうやりたくないって言ったよねアッ――でも確かに大手ダッーーーーー

転職の入り口でいい子見つけたらガッと捕まえるっていうやり方は少し汚いなあと思うのですが、どうなんでしょうか。いや、忘れがちだけど学歴よいのを使いこなせてない私からするとうれしいんだけどさ、わたしは布団の訪問販売とかもあら?そう?確かに健康にいいかもねえ…って契約しちゃうようなタイプの女なので判断ができないのですよね。

ということで、もう一社大手のエージェントに今から会いに行ってきます。

会社を辞めました。

ということで、晴れて無職でございます。だいたいなんでしたっけね、石原さとみとかバカリズムとか大泉洋とかねそういうなんかこう明るい感じ(バカリズムは闇)の人たち起用してきらっきらした転職みたいなイメージつけたCMをみなさん打ってらしてますけどね、転職ってもうなんかそういうもんじゃない気がするですよ。

もっと荒んでて顔も体もボロボロになって触るものみな傷つけるくらいにならないとなかなか昨今会社を辞めて次行こうかねってなれないですからね、できることなら私だって辞める日に椅子を振り回しながらすべてのパソコンを破壊しつくして、エレベーターのボタン全て押してから帰りたかったですよ。でもおとなしゅうあふれそうになる涙をぐっと飲みこんでしずしずと頭を下げ、気づいたら沖縄料理屋でゴーヤチャンプルを食べていました。

辞めるまで毎日毎日心の中で呪詛の言葉を吐き続け、2ちゃんやツイッターのまとめを見続け、ゆっくりむしばまれていく心と体でしたが、辞めたいと啖呵切ってからはパアアアアと視界が開け、るんたったと歩けるようになりました。

三年間働いて、今振り返ると苦しい思い出しか浮かんでこなくなってしまっているけど、楽しいこととかやりがいもあったはずで。浮かんでこなくなってしまっているけど。先輩との楽しい思い出とかあったはずで。先輩が女呼んできてくれっていうから合コンセッティングしたり、出張の時に先輩と上司の部屋でバスローブからのぞくおじさん二人の足を眺めながら地べたでビール飲んだり、新卒で初めて決まった仕事、数年後にそこの社長が逮捕されたり、一生懸命に書いた記事がお客さんのわがままで全面改稿になったり、うん、楽しいこともあったはずで浮かんでこないだけだよ。

 

 

わたしは有村架純に目が二つあるところが似ています

ものまね番組でよく、顔だけそっくりさんが登場する。顔だけ誰か芸能人に似ている素人が出てきて審査員たちに判定されるアレ。
あそこに出てくる人たちはきっと、クラスや職場で、○○くん、サクライ君にまじ似てるー! とか○○さんってほんと、ハマサキっぽいですねえ!とか言われ続けて幼少期、青年期、と過ごしてきたのだろう。そして満を持してある日、お姉ちゃんが勝手に履歴書を送るとかして、ものまね番組の戸を叩いたのだろう。(戸?)
数多のライバルたちを蹴落とし、プロデューサーの靴をなめ、ようやく立った舞台。
はじめて生で見る芸能人、知らない世界、キラキラと誘われた世界ーーーー。
そこで重々しく、あるいは軽く下される、「勘違い」「似てない」などの判定。
アーヤッチマッターーーでその短いコーナーは大抵終わり、視聴者はすぐにそのコーナーのことも忘れるわけですが、わたしがものすごく気になるのはその後のその、似てない判定された人たちのアイデンティティの行方です。
きっと、あんな場所に出てくるのだから、持ちギャグはそのそっくりさん(だと思われていた)のモノマネ、なんかクラスが盛り上がらないなーなんて時は、ま?一発やっときますか?みたいな感じで鉄板ネタを繰り出していたに違いないのです。
あるいはご近所でも○○さんってあの芸能人によく似た人?みたいな認識をされているはずなので(故郷に錦を飾るつもりで出てきただろうからです)、
もう、地元に帰ったあとの彼らが心配で心配で仕方ないのです。
たぶんご両親は腫れ物にさわるよう、ご飯はそっと扉の前にトレーをおき、次の日の会社や学校は、みんな少し距離をおきながら、よ!なーンだお前元気ねえなあ!ってお調子者が肩を叩きにくるまで誰も声をかけられないに違いないのです。
彼らのアイデンティティはがらがらと崩壊の音をたて、周囲もおだててしまったもんだからフォローのしようもなく、そっと彼らの心の行く末を見守るしかないけれど、でも心は芸能人の誰かに似てる人、を基準に育ってきているからどうしようもない、っていうところまで想像して胸を痛める日々です。

ブス扱いの女芸人という文章の些かの矛盾

恋愛成就させるといった感じの番組で、女芸人が先輩芸人に告白して、撃沈していた。
ふられた理由は、先輩芸人はいま芸歴12,3年目で、芸人として正念場のいま女と付き合う余裕がないから、ということで、翻って女芸人のほうは、売れてきて大阪から東京に出るからその前に告白したい、ということだった。
これからも好きでいいですか?に終始煮えきらない返事をし続ける先輩芸人にだめんずへの片鱗を感じながらも、これがブス扱いの女芸人でなく石原さとみだったらお前の母親と恋人が悪党に捕まり一人しか助けられないとしたら石原さとみを助けるんだろう?という気持ちになりながらも、そこが男と女の違いだよなあと思ったことよ。
芸人として正念場、という点では少しずつ知名度が上がっていよいよ東京進出する女芸人のほうがたぶん正念場で、一度売れたにも関わらずうまくいかせず大阪にとどまり続けてる先輩芸人のほうがずっと人生正念場なのに。女は仕事と恋愛を別の二本のレールにのせて生きていけるのに、男は一本しかレールがないんだなあと。
まあ、わかってるんだよ、仕事がどう、とか言い訳にすぎないしほんとに好きな女やったらそんなこと関係なくいろんなもの振り切って、全力で石原さとみを助ける。

聞くたびにぞくぞくっとなる

この間、某ベンチャー企業にお電話させていただいたところ、電話を取ってくれた先方の女性が、

「○○のほうは、ただいま外出という形になります」

って返事してくれたんですね。それ聞いてわたし、感動しすぎて、ふぁふぁっそうですかわかりますた…ってお礼もそこそこに受話器を置いて、上司に、「いま、いま、ほうは形になりますって言われましたああああ」って即報告してその感動を分かち合いました。

こういうおもしろ丁寧語はいったいどこから生まれ、どこへ向かうのか。

○○は外出をしております。

でいいところに「ほう」「形」「なる」っていらない言葉をたくさんくっつけているのは、あいまいにあいまいにさせたほうが丁寧に言ってるように聞こえるからか。不思議で仕方ない。言いながら自分で不思議にならんのだろうか。

いつだったか、店員のおもしろ敬語も話題になったことがあったように思うけど、こちら明太子パスタになります。みたいなやつ、じゃあいまお前がテーブルに置いた皿の上の物体はなにか?”前”明太子パスタってことなのか?これはいまから明太子パスタに変化するなんらかのいわゆるひとつの小麦粉か何かですということなのか?そういうのが一企業でも横行するというのはおもしろいなあと思うのです。

わたしも決して敬語がきちんと使えるわけでもないし、ダメなところあるんですが、気にしていきたいなあと思う次第です。

あと、最近でもう一つ笑ったのは、電話かけた先で担当の人が席を外してたから、戻りの予定を尋ねたところ

「戻りの時間はわかりかねないです」

と返事されたときですね。どっち?どっちなの?ねえどっち?なにこれ今わたし試されてるの?わかりかねてしまう、ってほかの人に言われたこともあってなんかそれもじわじわっとおもしろいなあと思ったけどこれはもう禅問答の域だよ、二重否定は工程って習わなかった?つまりわかるの?戻りの時間わかってるけど私を試しているってこと???

今後とも、出来る限り言葉は丁寧に使っていきたいという形になります。