そうなの?

26歳京都在住ちいさなちいさな広告会社で働く女のブログです。

相づちってむずかしいです。いや、うそ、むずかしくはないし、むしろ相づち検定がこの世にあったらたぶんノー勉で受かると思う。思うんですが、やはり得手不得手というか、相手にもよりけりな部分は大いにあるもので、わたしは弊社の常務への相づちのヘタさがほんとにクビになるレベルなんですね。
常務は完全なる、どこに出しても恥ずかしくない輝かんばかりのおばあちゃんなんですが、おばあちゃんゆえなのか関西圏出身じゃないからなのかわたしへの嫌がらせなのかはわからないんですが、話の展開が絶望的に下手で、関西人が無意識のうちに禁忌としている「ねえ、おもしろいことがあったんだけど、聞いてくださる?」という悪魔的な枕詞をつけて話を始めるんですね。
これはほんと、市中引き回しの上打ち首獄門にされてもおかしくない導入のしかただとわたしは思う。思います。ぐぅぅぅぅんと爆発的に上がるハードル。繰り出されるやはり当然オチのない話。乾いた空気。社内に響き渡る常務の笑い声。


ぞくぞくっとする

ねじれた文章に興奮を覚えます。

職業柄、というのももちろんあるんでしょうが、主語と述語と主語と主語が入り乱れて「あああん、あなたが言いたいことはとってもとってもわかるんだけど、うん、それじゃあだめなの、でも決定的なミスじゃないからこのまま載せちゃうううううウウウン」みたいなやつです。

例えばこういうの。

”食事をコントロールすることで打撃を与えた脂肪に、運動することでより燃焼し、さらに基礎代謝量もアップします。”

何が言いたいかはとてもわかるけど、何かがとてもへん。

”ゴマは、紀元前3000年前から栽培が始まっていたと言われており、古代ギリシャでもゴマを入れたケーキが焼かれており、インドでは今でもアーユルベーダの施術に、ゴマが使用されております。”

「ゴマ」と「おり」が怒涛の勢いで襲い掛かってくる。

こういう文章をたくさん集めて、愛でていきたいんだ。

 

改めまして

おはこんばんちわ(昭和のあいさつ)

幾度となくブログは書いているのですが、毎度パスワードを忘れ、IDを忘れ、インターネットの大海原にポツリポツリと張本人が編集することはおろか削除することもできないブログが浮かんでいますこの現状を打破しようと改めてブログを開設しました。

京都に住む26歳の女です。好きな言葉は「研究職」、嫌いな言葉は「○○さんの雑貨を我が家にお迎えしました~」です。どうぞよろしくお願いいたします。